湯河原梅林でお馴染みの「幕山公園」は、通年お花をお楽しみいただける自然豊かな公園として整備が進められております。
毎年、梅の時期に参りますが、桜の木の多く、今年こそ桜の季節に訪れようと思っておりました。
桜はもちろん、宝石箱を撒き散らしたような幕山の春に驚かされました。
その一部をご紹介いたしましょう。
この花をご存知でしょうか?
マムシグサの仲間で、ウラシマソウと申します。花の先端から長く伸びた花びらが釣り糸のようなことから命名されたそうです。
蓬やのびるを探して下を向いて歩いておりましたら偶然こんなユーモラスな花を見つけました。
4月始めからGWまでこの公園の主役は「シャクナゲ」。洋種が多く、身の丈の倍ほどある大木は蕾をいっぱい蓄えておりました。新崎川の水を引き込んだ川に囲まれた中州に目の覚めるような鮮やかな色がご覧になれます。
新芽が出始めた梅の木々の間や川の側に「私を見て!」と言うようにラッパスイセンがこちらを向いておりました。
公園の一番奥には、湯河原町が新たに「夫婦の桜の郷」と名づけ、桜のゾーンを作りました。
枝垂れの苗木が添え木に支えられやっと立っており、アシガラザクラはそろそろ終りのようです。
城山頂上からハイキングで降りてこられた方々を多趣の桜がお迎えしております。
今週は晴天が続き、気温も上がるようです。
おにぎりを持って、あなただけの自然を探しに是非「幕山公園」をお訪ね下さい。