
著者はテレビ業界で温泉番組を120本以上制作した小森威典氏です。
取材した温泉旅館は1600軒以上で、正真正銘源泉賭け流しの宿がいかに少ないかを我が家にお越しになった時に力説されていらっしぃました。
当館は源泉を2本所有しておりますが、いずれも温度が低く、設備が古く保温設備が充分でないため、どうしても加温しなくては適温を保てません。
でも、毎日必ず浴槽の湯を全部流し、掃除して溜め直してします。
温泉旅館に嫁ぐ前は、循環ろ過、掛け流しの区別もつかず、掃除をするのは当たり前だと思っていましたが、
循環ろ過している浴槽は毎日の掃除が義務づけられていないそうです。
加満田は大変な財産を持っていることになります。
改めて我が家のお湯のありがたみを知ることとなりました。
記事の最後に加温もすべて止める様な記載がありましが、著者の希望が多分に含まれております。
ただ、将来は温泉井戸のすぐ側に汲み上げたての源泉を入れられる浴槽を作りたいと考えております。
財源がひねり出せたら作りますので、お待ち下さい。