お知らせが大変遅れましたが、丹頂の間をリニュアルオープン致しました。
丹頂の間は、昭和40年代に水上勉先生がご自分の仕事場として度々ご利用下さった部屋です。
先生の代表作である「飢餓海峡」、「越前竹人形」他多くの原稿をお書きになられたそうで、長い時には半年もご逗留されたそうです。
隣の白鷺の間をベットルームに改装し、1部屋にしました。
当館西館の2階に位置し、一番見晴らしよい部屋で、加満田庭園を見下ろすことができます。
かけ流しの温泉内湯からの眺めは最高!
規則正しく並ぶ瓦屋根の向こうに奥湯河原の自然がご覧いただけます。
ご利用下さったお客様は
「現実とは無縁の世界に迷い込んだようだ。日頃の雑事を忘れ、最高の時を過ごさせてもらった。」とお喜びいただきました。
私も丹頂の間に来ると仕事を忘れ、思わず座って外を眺めてしまいます。
丁度、水上先生が短編「猿」にお書き下さった梨の花が咲いております。
隣に建っているのが、自家源泉「湯河原湯77号線」の櫓です。
詳しくはご予約ページをご参照下さい。