blog 加満田だより 女将 鎌田るりこ

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11月の献立 10月28日~
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食前酒 自家製梅酒
先付   ズワイ蟹 水菜お浸し
      黄菊 糸雲丹
前菜  稲穂 海老蓑虫揚 銀杏
      里芋むかご真丈
      青味大根 唐墨 うずら松風
      クリームチーズ揚 明太蓮根
酢の物 長芋豆腐 
      〆鯵黄菊奉書巻 土佐酢あん
      蓮芋 紫キャベツ 銀杏ピーマン
強肴  豚肉沢煮あん 針葱
お椀  船場汁仕立
      秋鯖竹紙巻 短冊野菜 刻み芹
造り  地物白身 時のもの
 黄菊 妻色々
焼物  鮎子宝焼
      渋皮栗 菊蕪
煮物  角揚白菜巻 あん
      鰻有馬煮 中国菜 紅葉人参
食事  栃木県産ササニシキ「穂の香」
止椀  赤出汁 青味大根 あげ
香の物 時の物 三種
食後  リンゴのコンポート
      糸ゼリーがけ ミント
     湯河原産宮川早生みかん

11月は奥湯河原が一番にぎやかになる月です。
当館庭園内はもちろん、藤木川沿いの箱根に続く県道に沿って、見事な紅葉をご覧いただけます。
そんな華やぐ晩秋にゆっくりと味わっていただきたい献立を立てました。
関東の方には馴染みのない船場汁をちょっとアレンジし、秋鯖を汁でお召し上がりいただきます。
落ち鮎は二枚におろして焼き、卵を皮に塗り、風味豊かに仕上げました。
湯河原特産のみかんもシーズンイン、早生の爽やかな味をお楽しみ下さい。
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by okuyugawarakamata | 2011-10-29 21:44 | お料理のご紹介
林芙美子展を訪ねて

e0152233_020442.jpg秋晴れの今日、先日ご紹介した「林芙美子展」に行ってまいりました。
港の見える丘公園に行ったのは、実に20数年ぶり、その頃はネーミングもされていなかったかもしれません。
公園内は薔薇が随分植えてあり、洋館をスケッチしている人の姿が目に付きました。
近代文学館は公園の一番奥でひっそりとした様子でしたので、訪れる人はあまりいないかと思いましたが、盛況で皆さん熱心に展示物をご覧になっていました。
当館からお貸ししたデッサンは展示の最後のコーナーにありました。
年賦に
1949年4月湯河原旅行
1950年1~2月湯河原滞在
とあり、きっと当館にお越し下さっていたのでしょう。

「林芙美子」という作家の生涯と生原稿や写真、旅行先でのメモ、初版本、当時の文壇で活躍していた方々とやり取りした手紙など…
かなり感動しました。
あのエネルギーは何処から沸いてきたのでしょうか?
昭和の文人の底力を垣間見た気がします。
加満田が舞台になった時があったかと思うとゾクゾクします。
林先生がご利用になったであろう創業当時の建物はすでに取り壊されて跡形もありませんが、小林秀雄先生や水上勉先生がご利用になられた部屋は現在も現役です。


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文学にご興味のない方にも異国情緒と近代的日本が一度に楽しめる横浜散歩、お薦めです!
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by okuyugawarakamata | 2011-10-13 00:09
正真正銘 五つ星源泉宿66

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著者はテレビ業界で温泉番組を120本以上制作した小森威典氏です。
取材した温泉旅館は1600軒以上で、正真正銘源泉賭け流しの宿がいかに少ないかを我が家にお越しになった時に力説されていらっしぃました。
当館は源泉を2本所有しておりますが、いずれも温度が低く、設備が古く保温設備が充分でないため、どうしても加温しなくては適温を保てません。
でも、毎日必ず浴槽の湯を全部流し、掃除して溜め直してします。
温泉旅館に嫁ぐ前は、循環ろ過、掛け流しの区別もつかず、掃除をするのは当たり前だと思っていましたが、
循環ろ過している浴槽は毎日の掃除が義務づけられていないそうです。
加満田は大変な財産を持っていることになります。
改めて我が家のお湯のありがたみを知ることとなりました。
記事の最後に加温もすべて止める様な記載がありましが、著者の希望が多分に含まれております。
ただ、将来は温泉井戸のすぐ側に汲み上げたての源泉を入れられる浴槽を作りたいと考えております。
財源がひねり出せたら作りますので、お待ち下さい。
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by okuyugawarakamata | 2011-10-06 20:19 | 加満田からのお知らせ
林芙美子展開催
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当館は文士の宿としてご存知の方もいらっしゃると思いますが、林芙美子先生も加満田をご利用下さった作家のお一人です。
数人の先生方がご宿泊の折に絵がお上手な石川達三先生が林先生の後姿をデッサンした物が残されております。
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今回、先生の没後60年にあたり、記念展が神奈川近代文学館で開催中(10月1日~11月13日)で、当館所蔵のデッサンをお貸し出ししております。
中華街、元町方面に御用の方は是非お立ち寄りになってみて下さい。
詳しくは http://www.kanabun.or.jp/te0167.html
放浪記の森光子さんからイメージすると随分お年を召してからなくなったかと思う方もいらっしゃるかと思いますが、昭和26年に47歳の若さで急逝されています。
このデッサンは先生が亡くなられる2ヶ月前のもので、貴重な作品と言えます。
林先生と直接お目にかかった者はすでに加満田にだれもおりませず、当時のエピソードなどお話できませんが、先生の「花のいのちの短くて……」の歌を引用した季節の頼りをお客様にお出ししておりました。
「先生は沈んだ気分のときなど加満田に度々休養においでになりました」との一文がございます。
期間中は、当館にてデッサンのレプリカを展示しております。

読書の秋に昭和の香漂う加満田で日頃読みそびれている小説などゆっくりお読みになっては如何でしょうか。
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by okuyugawarakamata | 2011-10-05 19:30 | 加満田からのお知らせ



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