年が改まってから食べる日本の伝統的な料理はこの小正月のあずき粥で一区切りでしょうか。
昨日は朝食にあずき粥をお召し上がりいただきました。
小正月とは、旧暦の正月の最初の満月の日、すなわち1月15日をさします。
この日は、暮から正月にかけて忙しく働いた女性を労う日とされ、別名女正月ともいわれています。
そして、1年の健康を願い、あずきの粥を作って食べるという習慣は「枕草子」にも記されているそうです。
1月11日には鏡開きをし、当日ご到着のお客様にお汁粉をお振る舞いいたしました。
こちらは、私が前日に小豆を炊き、当日の午前中に、悪戦苦闘してお供えのお餅を切り、お客様のご希望されるお時間にお召し上がりいただきました。
鏡餅は刃物で切ってはいけないとされておりますが、今年はほとんどかびておらず、上手に中心部のきれいなところで60切以上の餅を用意することが出来ました。
ちなみに我が家の玄関に飾るお鏡さんは3升です。
小さい鏡餅は杵で割り、きれいなところだけを乾燥中。そろそろ揚物のついでにかき餅にしようかと考えております。
手間がかかる仕事ですが、これが終わると私の正月もおわります。
明日から、熱海では梅祭りが始まるようです。
湯河原梅林より一足先に、熱海梅園と糸川沿いの寒桜をお楽しみになられてはいかがでしょうか。
湯河原梅林の「梅の宴」は2月11日から始まります。